2024年7月29日(月)終日休診、8月3日(土)午前診療のみ(午後の診察は休診とさせて頂きます)とさせていただきます。ご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

病気紹介

水晶体脱臼

 眼の中の水晶体が本来の位置から移動してしまう病気です。前方脱臼(眼の前、角膜側へ移動)と後方脱臼(眼の奥、硝子体側へ移動)があります。

【症状】
眼を開けにくそうにしている、眼が大きい、眼の色がいつもと違う、ほか
【検査】
スリットランプ検査、眼圧検査、眼部超音波検査、ほか
【治療】
前方脱臼の場合、外科手術が必要な場合があります。後方脱臼の場合、炎症を抑える点眼薬などを使用します。水晶体の位置が変化することで眼の中の水(眼房水)の流れが変化し緑内障を起こす場合もあり、その場合は緑内障の治療も行います。

写真はどちらも水晶体が眼の前に異動(前方脱臼)している犬の眼です。左側は緑内障にはなっておらず眼の中の構造が良く見えます。右側は、緑内障になっており表面の角膜が濁り、眼の中の構造が確認しづらくなっています。

写真はどちらも水晶体が眼の前に異動(前方脱臼)している犬の眼です。左側は緑内障にはなっておらず眼の中の構造が良く見えます。右側は、緑内障になっており表面の角膜が濁り、眼の中の構造が確認しづらくなっています。

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